『住宅新報』 2010.6.15 第3169号
仲介・管理会社ネットを構築
戸建賃貸住宅の建設事業を手掛ける桧家ランデックス(東京都台東区)は、賃貸仲介・管理会社のネット ワーク「プライムアセットパートナーズ」を立ち上げる。土地オーナーとの接点を持つ地域の仲介管理会社を組織化し、戸建賃貸商品「プライムアセット」の受 注拡大を目指す。 6月15日から専用サイトを開設し、月末から募集セミナーを開く。1年後にはネットワーク加盟社数100社・受注棟数100~150棟を目標にする。同社 が営業ツールを提供し、加盟店は地域のオーナーに資産活用として「プライムアセット」を提案する。受注した場合、加盟店には手数料が支払われる。建物は桧 家ランデックスが施工する。また、加盟店にとっては管理数増加にもつながる。そのほか、加盟店支援として、土地活用勉強会やオーナー向けセミナーなども実 施する。同社は3年半前から戸建賃貸住宅「プライムアセット」を首都圏と名古屋圏で展開している。工務店のネットワークも組織化しており、これまでに約 300棟を販売してきた。「プライムアセット」は延床面積68㎡で773万円から(2セットの場合)の規格型商品。戸建賃貸は供給量が少ないため、同じ床 面積の集合住宅と比べて約2割高の賃料設定が可能という。