『全国賃貸住宅新聞』 2010.3.22 第917号
グループ全体の戸建販売も受注増続く
戸建住宅販売の桧家住宅グループ(本社・埼玉県久喜市)の平成22年2月における受注件数が、単月にて過去最高となったという。
同社によると主力である注文住宅事業の受注件数が、連結で135件となり、単月の受注件数としては過去最高となった。また、同グループの受注件数の前年対比では、直近13カ月連続プラス。
また、同グループの受注件数の前年対比では、直近13カ月間連続プラス。高い断熱性・気密性が特徴の「アクアフォーム」、「断熱サッシ」「Low-E ガラス」を全ての商品に標準装備したことや、「Gコンセプト」が前年対比5倍以上の伸びを示したことなどが、その要因としてあげられる。
一方で、昨年グループ会社化した桧家ランデックス(東京都台東区)が販売している戸建賃貸住宅「プライムアセット」も好調を維持。
今年に入って首都圏4会場現地見学会を開催しているほか、2月にはグループ本社近くに常設モデルハウスをオープンさせた。
同社はすでに、名古屋でモデルルームをオープンさせており、今後も建築した物件を同社が借り上げて、モデルルームとして活用していきたいという。
同商品はこれまでに210棟の受注実績があるが、これから首都圏を重点地域として活動していく。
年間で100棟の供給を目標にしており、首都圏でのブランド力を高めていく計画だ。
この商品の特徴は耐震強度に定評のある木造軸組金物工法を標準装備し、団塊ジュニアファミリーを入居者ターゲットにおいたデザイン性にも配慮したこと。
新設住宅着工数は近年、少子化の影響で減少傾向になる。今後はグループ力を活かした営業活動を行ってゆく。