『建通新聞』2008.1217 第6496号
首都圏で一戸建て賃貸住宅『プライム アセット』を展開する、ランデックス(中央区日本橋大伝馬町1ノ3)は、一戸建て物件を有効な土地活用プランとして積極提案している。現在は主に首都圏で展開、年間約100棟の受注実績を持つ。首都圏以外の地方都市では、地元の工務店などとフランチャイズ(FC)契約を結び、普及を図っている。
現在、16社とFC契約を締結している。今後は手薄な西日本エリアを拡充するため、近畿や中国、四国地方で加盟希望者を募集している。同社の加藤敏夫常務は「一戸建て賃貸は、需要に比べて圧倒的に供給が少ないと話し、今後も市場拡大に努める方針だ。
賃貸物件の空室対策は土地オーナーの懸案事項。20坪程度の狭小地や変形地で対応できるよう、50プランを用意している。基本は2棟セット。建物の工事費用は1棟当たり約773万円。家賃設定によるが、平均表面利回りは約15%。平均投資回収期間は10年。加藤常務は「狭小地の小規模投資で高い利回りが期待でき、土地活用には有効なプラン。入居者はマンションに比べて長期で借りるケースが多く、オーナーは長期安定収入が得られるため、安心感が高まる」と一戸建て賃貸の特徴を話す。
同社とFC加盟業者は、土地診断から住宅建設、管理までトータルサポートする。
今秋には『プライムアセットR』、『プライムアセットTwin』を発売。デザインや機能性を充実させ、今後も市場開拓に努める方針だ。