週刊住宅 2013.04.22・29 第2579号
ガレージハウスやバリアフリーで差別化
桧家ランデックス(東京都新宿区、日置文彦社長)は15日、戸建賃貸「プライムアセット」シリーズの新商品2種類を発売した。
ビルトインガレージ付きの「プライムアセットレガロ」は、グループの桧家住宅が供給する戸建住宅の屋上にも設置するルーフバルコニー「青空リビング」を標準仕様とする。ルーフバルコニー設置の戸建て賃貸はめずらしく、差別化を図る。
ガレージは車庫としてだけでなくバイクや自転車、サーフボードなどの室内には入らない物納ス ペースとしても使える。室内からガレージ内の車を眺められるように設計しており、ガーデニングやホームパーティーなどに利用できるルーフバルコニーと合わ せてアクティブな生活を送るファミリーのニーズに対応する。
全12プラン。延べ床面積は86.11平方㍍(ガレージ含む)で価格は1037万円(税込み、2棟セットの場合)。
平屋タイプの「プライムアセットエポカコモ」は、昨年発表したコンテンポラリーな外観を特徴とする「プライムアセットエポカ」の新バージョン。高齢者層の入居者をターゲットとし、入り口にスロープを付けるなどのバリアフリーを施した。
全8プラン。価格は15坪タイプが751万円から、19坪タイプが812万円から(いずれも税込み、2棟セットの場合)。神奈川県茅ケ崎市内に初弾物件を竣工した。
間取りは「レガロ」「エポカコモ」ともに2LDK。「レガロ」は狭小地が多く庭を確保しにくい都心部周辺、「エポカコモ」は郊外をメーンに展開予定。敷地条件の多様化などを背景に、同社では今後も同シリーズのバリエーションを増やしていく予定。
なお、同社は今月8日に事務所を移転。新住所は東京都新宿区西新宿3-2-7 KDX新宿ビル2階。