週刊住宅 2014.01.20 第2615号
横浜に支店も開設
桧家ランデックス(東京都新宿区、日置文彦社長)は、東京都西東京市内の駐車場だった敷地に同社の戸建賃貸「プライムアセット」シリーズ6棟を竣工した。
広がる顧客ニーズに応え、ベーシックタイプに加えて太陽光パネルを標準装備した「シエロ」と日本の街並みになじむ外観が特徴の「エポカ」を各2棟ずつ建設した。
西武池袋線「ひばりヶ丘」駅から徒歩6分の住宅街に立地。周辺部や駅前には教育機関や大型スーパーといった生活環境が整い、アクセス面でも都心部や横浜方面へ電車1本で行くことができるなど交通利便性が高い。
6棟すべてが木造2階建てで3LDK。敷地面積は、各棟に駐車スペース2台分を確保できるよ うに約33坪と戸建賃貸としては広めにとった。賃料は16万5000円。近隣の賃貸マンションの相場は共益費や駐車場代を含めて14万円弱だが、ユーザー にとっては設備面などを考慮すると同シリーズの賃料にむしろ割安感があるという。
ここ1~2年で戸建賃貸は認知度が上昇し、金融機関にも浸透してきている。同社営業開発部の早川保紀主任は、「少し前までは比較的短期の建設ローンを組む銀行が多かったが、現在では25年ローンを組むところも多くなっている」と話す。
同社は今月8日、横浜市神奈川区内に神奈川支店を開設した。同社の今期の受注は前期比170%とっ好調で、新たな首都圏の拠点開設によって受注をさらに加速する。これまでの供給棟数は約800棟弱。年間の目標供給棟数は200棟に置く。
住所は神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-25-1 横浜YS西口ビル6階。電話は045・594・7180。