住宅新報 2014.01.14 第3348号
神奈川支店を開設
戸建て賃貸住宅の桧家ランデックス(東京・西新宿、日置文彦社長)は1月8日、JR横浜駅近くに神奈川支店を開設した。今後地域密着の営業展開を強化していく方針で、支店開設の第1弾となる。
同社の戸建て賃貸販売棟数は11年に112棟と念願の100棟態勢に乗せ、13年12月期は120棟となる予定(桧家ホールディングスのホームページより)。今後相続税が強化されることや、積極賃貸派層の拡大で、戸建て賃貸住宅に対する需要は土 地所有者、入居者双方からが増大すると判断、支店投資を積極化していく。
完成現場見学会も今年は毎月1回実施するペースで、1月は10日~13日まで、東京・西東京市(6棟現場)で実施。2月は同・町田市、3月は横浜市栄区桂台で実施する。地主向けの土地活用相談会も同時開催している。
1棟当たりの本体価格は延べ床面積約20坪で773万円(税抜き)。受注は最低2棟単位となる。家賃は通常のアパートよりも高めに設定できるうえ、子育て世帯には絶対的人気がある。仮に家賃を12万円とすれば10年で1440万円となる。
建設費用は外構などの付帯工事を入れても1棟1000万円前後だから、投資費用は10年もあれば回収できる計算だ。桧家グループとしての強みもあり、今後一層の収益拡大が期待されている。