全国賃貸住宅新聞 2011.09.19 第994号
エコをテーマに付加価値商品として提案
桧家ランデックス(東京都台東区)は9月14日、電気自動車(EV)、プラグインハイブリット車(PHV)に対応する充電コンセント付き戸建て賃貸を竣工した。
千葉県市川市の現場で建築した2棟にコンセントを追加し、需要が高まる電気自動車向けの物件として付加価値を加えた。同社はこれまでに400棟の戸建賃貸「プライムアセット」を供給してきたが、電気自動車に対応した物件は今回が初となる。
「従来の商品プランにプラス11万円ほど。まだまだ供給戸数の少ない戸建の中でも、特にエコを意識した商品としてオーナーに提案しました」(営業開発部 古賀洋介氏)
東西線・原木中山から徒歩5分の場所に竣工した3LDK(約70㎡)の物件は、敷地内に5棟を建築。すでに3棟は1年前に竣工しており、駐車場込 で14万円。周辺相場より2~4万円程高いが、すべて入居済み。今回の充電コンセント付きの2棟については、賃料15万円で募集する予定だ。すでに内見申込が寄せられているという。