週刊住宅新聞 2011.10.17 NO.2504
戸建て賃貸は希少性から人気が高い
戸建て賃貸住宅を供給する桧家ランデックス(東京都台東区、宗像 傳 社長)はこのほど、千葉県市川市に同社初となる電気自動車(EV)やプラグイ ンハイブリット車(PHV)の充電用コンセント付き戸建賃貸を竣工した。同社は環境配慮型社会の進行を背景に自動車メーカーがEVをはじめとするエコカー の開発・普及に力を入れ、消費者のエコカー需要が伸びている事を採用の理由と話す。
立地は東京メトロ東西線原木中山駅から徒歩5分の住宅街、木造2階建て、3LDK(延べ床面積約70㎡)、月額賃料は15万円。(同タイプでコンセントなしは14万円)。同物件の入居者はすでに決まっており、同社では今回の反応を見た上で今後の展開を図っていく。
同社は「プライムアセット」のブランドで、これまで400棟の戸建賃貸を住宅を供給している。同社営業開発部の古賀洋介氏は「ライフスタイルにこだえわのある人が多く、物件に付加価値があれば周辺より高く家賃を設定しても選んでくれる」と話す。