『全国賃貸住宅新聞』2008.1.7 第804号
土地活用のひとつとして「戸建て型の賃貸住宅」を提案しているのがランデックス(愛知県名古屋市 工藤鉄太郎社長)だ。同社の商品「プライムアセット」は、20坪から建設可能なため、狭小地でも土地活用が出来るのが特徴。昨年までに受注実績は50棟にも及ぶという。
1棟743万円で2棟セットで提案、間取りの基本タイプは2階建て6プラン, 3階建て2プランの8つを用意する。
同社の試算によると2棟で42万円の家賃の場合、年間504万円の収益が見込めるという。耐震強度に優れた在来金物工法の標準採用とメーカー一括仕入れによりこうしたビジネスモデルを実現した。
外構・屋外設備工事など加えた建築コストが1736万円で、表面利回りは27.6%、投資回収期間は3.6年が目安。 同社は今年より全国の工務店・不動産会社を対象として同商品の販売パートナーを本格的に募集していく。すでに関東地区を中心に10社の工務店が加盟、西日本地区にも募集エリアを拡大させ、3月には福岡でセミナーを予定している。参加企業には同社商品の地域での独占販売権の他、部材の供給、営業・技術支援等を提供する。
同社はベンチャーキャピタル大手の日本アジア投資が過半数を出資する建設会社で、昨年5月より戸建賃貸住宅の販売に特化している。