『中部経済新聞』 2010.7.8 第21421号
管理会社が戸建て拡販
賃貸物件の加盟社制度開始
桧家ランデックス 東海で1年後50社へ
戸建て賃貸住宅「プライムアセット」を展開する桧家ランデックス(本社東京都台東区北上野1の8の3、宗像傳社長、電話03・5806・3681)は、管理会社向けの加盟システム「プライムアセットパートナーズ」を始めた。これまで自社で行なっていた土地オーナーに対しての提案を、加盟社が個々に行なう。成約後の管理も一任する。東海地区で、1年後に50社の加盟を目指し、戸建て賃貸住宅の販売拡大を狙う。
プレゼンテーション用の営業ツールも加盟社に提供する。地域の管理会社は土地オーナーとの接点が強く、組織化することで「プライムアセット」の販売拡大を狙う。管理会社は管理戸数を増やすことができ、受注の際には桧家ランデックスから手数料が支払われる利点がある。
先月には専用サイトを開設。7月22日には、名古屋市中村区椿町の名駅ABCビルで管理会社向けに無料の説明会を行なう。問い合わせは、名古屋支店(電話052・353・7600)まで。
同社は戸建て賃貸住宅「プライムアセット」を首都圏と名古屋で展開。資材の一括購入やデザインの統一などで建設コストを下げた。延べ床面積が約70平方メートルで773万円(2棟セットの場合)から。集合住宅と比較し、約2割高い家賃収入が見込めるのが強み。戸建て志向の強い名古屋では、この2年間で約80棟を完工した。