『住宅新報』 2010.2.23 第3153号
埼玉県久喜市営業所も開設
戸建賃貸事業を手掛ける桧家ランデックス(東京都台東区)は、このほど、戸建賃貸商品「プライムアセット」のモデル棟を埼玉県久喜市内に完工した(写真上)。同社では首都圏初の常設モデル棟となり、併せて同社及び親会社・桧家住宅の埼玉営業所をモデル棟近くに開設した。 桧家ランデックスの宗像傳社長は「実際に見てもらい、決断を促す大きなツールになる拠点。桧家住宅全体で営業を強化していく」と話した。
桧家住宅本社は同社が保有する久喜駅前の商業ビル(写真下)にあり、地元の知名度は高い。桧家ランデックス広報の古賀洋介氏は「駅前ビルの再生で街の活性化に寄与できたこともあり、市民の期待も高い。このブランド力を、特に信頼が求められる家主営業で発揮したい」と話した。
モデル棟は標準仕様の20坪タイプで、1棟当たりの建築費は773万円。久喜駅から徒歩約8分の住宅街にある同社保有の約128坪の土地に建築した。敷地内には2連棟型の同商品も建設し、既入居も決まっている。成約家賃は12万円前後で、同じ間取りの賃貸マンションより15%ほど高めだ。また、桧家ランデックスでは住宅版エコポイントに対応した商品開発が「必須課題だ」(古賀氏)として早期市場投入を図る方針。