週刊住宅 2012.6.11 第2536号
桧家ランデックス(東京都台東区、日置文彦社長)は、東京都東村山市内の駐車場だった敷地に同社の展開する戸建て賃貸「プライムアセット」5棟を竣工した。
建設地は西武新宿線東村山駅から徒歩16分の住宅街。周辺は学校やスーパーなどといった生活環境が整っているのに加え、 共有スペースには駐車も可能なことから、駅からやや離れた不利な立地にもかかわらず、すでに3棟の入居が決まっている。5棟とも木造2階建ての3LDKで ペット飼育も可(小型犬2匹まで)。敷地面積は各棟約25坪と戸建賃貸としては広めにとってある。
同社独自の木造軸組金物工法である「プライムウッド工法」を採用。すべての接合部に高強度の構造金物を使用しているた め、構造計算上の信頼性に定評があり耐震性にも優れるという。さらに同社では、「太陽光設置プラン」も提案。同物件1号棟に太陽光発電システムを設置した 場合、年間の電気代を8万2000円削減できる。
オーナーは「駐車場として使用していた時は20台以上のスペースに6台しか埋まっておらず、税金がかかってしまうだけだった」と戸建て賃貸への転用に至った動機を話す。
日置社長は、戸建賃貸のオーナーにとってのメリットとして「建物を建てた後の10~20年後の活用法が幅広い」と出口戦略を挙げる。