全国賃貸住宅新聞 2013.05.20 第1078号
現地完成見学会も実施
桧家住宅グループの桧家ランデックスは、これまでに約630棟の供給実績がある主力商品戸建賃貸住宅 「プライムアセット」のモデルルームを公開している。
東京練馬区に設置しているもので、都営大江戸線 「練馬春日」駅徒歩10分の場所に位置、予約制だが実際に建物の様子を見ることができる。
同社は近年、こうしたモデルルームのほか、定期的に「現地完成見学会」を実施、好評を 博しているという。これから賃貸住宅を計画している地主に対して、実際に物件を目で見てもらうことで、 商品の良さをアピールすることで受注に繋げているのだ。もちろん、近隣の不動産会社に対して客付けを促す効果もあるという。
「プライムアセット」の標準仕様は延べ床面積約20坪3LDKで2棟セットの場合、1棟当たりの金額は812万円から。
この商品のように戸建賃貸住宅は 小さな敷地で建築できることで、自宅の庭先での活用や、将来的な分割売却が可能なほか、相続税・節税に有効などのメリットが多く、土地活用法の一環として注目を集めている。もちろん1棟を自宅にし、1棟を賃貸するといった使い方もできる。
同社はこの春にバリエーションを追加、地主への選択肢を広げた。例えばビルトインカーポート付きの「プライムアセット レガロ」。 この商品は、従来外にあった駐車スペースを建物内に入れた。2LDKを用意し述べ床面積は86㎡ほど。価格は1000万円以下になるという。車一台分のカーポートスペースは多目的 スペースとして、自動車だけでなく、バイクや自転車置き場、趣味の作業場など様々な用途に利用することができる。
同社ではこうした新商品の投入によって、新たに商品の受注初年度50棟を目標にしている。