『全国賃貸住宅新聞』2010.12.13 第955号
商品の認知度目指し年35回の見学会開催
桧家住宅グループで戸建て賃貸専門の建設を手がける桧家ランデックス(東京都台東区)は、地域の不動産会社と提携して地主開拓営業を強化している。
2ヶ月ほど前から、仲介・管理会社とのネットワーク「プライムアセットパートナーズ」の構築に乗り出した。現在までに30社が加盟し、5棟契約実績を上げている。提携会社が地主に営業してランデックスに紹介すると手数料が支払われる。
同社では提携不動産会社を対象に、勉強会などを開催し、土地活用提案の成功事例や商品特性を伝えている。また完成物件の現場見学を積極的に開催している。「オーナーやエンドユーザーに認知して貰えるように、今年は昨年に比べて2倍の35回をこなします」(宗像傳社長)
桧家ランデックスは、3年前に戸建て賃貸「プライムアセット」の販売を開始した。首都圏・愛知県を中心に今年1年間で150棟受注し、累計供給戸数は370棟になった。プライムアセットは3LDKタイプの企画型商品だが、間仕切りを移動させて2LDKに間取変更できるなど、敷地・形状に合わせたプランを100通り備える。今後はネットワークを拡大させ、来年には年間200棟の受注を目指す。
広告出稿奏功し反響が倍増
最近になり、戸建て賃貸が一般的に認知されつつあると感じています。
2年ほど前には、ポータルサイトの検索項目に「戸建て賃貸」が追加されエンドユーザーへの訴求が高まりました。また、当社では完成時に見学会を開催して、オーナーや入居希望者に商品を知って貰えるようにしています。今年は開催数を昨年から倍増させ、35カ所で行ないました。
今年6月からは、一般紙の夕刊に月刊10回ほど広告を出稿し認知をはかっています。経費はかかりますが、当社ホームページに資料請求などの問合わせが前年比2倍となり、効果があらわれています。