全国賃貸住宅新聞 2014.05.12 第1128号
北欧風デザインに吹抜けプランも
「Treo(トレオ)」5月1日より発売
桧家ランデックス(東京都新宿区)では、主力の戸建賃貸住宅「プライムアセット」のバリエーションを拡充する。新たに「Treo(トレオ)」を追加、5月1日より発売を開始した。
同商品は木目調の北欧風デザインの外観が特徴。またリビングにはオープン階段と吹き抜けで、「明るく開放感のある空間を演出したプランもう用意しました。これまでになかったタイプを用意し、選択肢の幅を広げました」(日置文彦社長)。
20坪プランで2棟セット1棟あたり税抜783万円から。2LDKプラス吹き抜けプランは2棟セット1棟あたりあたり989万円から。同社の女性社員が開発したというこの商品は、若い世代の家族をターゲットにしている。
「Treo(トレオ)」5月1日より発売
「プライムアセット」の標準仕様は約20坪3LDKで2棟セット。昨年春にはバリエーショ ンを拡大、平屋タイプの「プライムアセット エポカコモ」と、ビルトインカーポート付きの「プライムアセット レガロ」を加えた。今回の「トレオ」投入 で、「プライムアセット」は7タイプとなった。
同社によると現在、「プライムアセット」は30現場で進行しており、好調を維持している。 「最近は建築コストが高騰していますが、そのため地主の方は、RCで考えていたものをより低コストの木造に変えるケースが増えています」(日置社長)との ことで、「プライムアセット」は追い風になっているという。
同社はまた、定期的な完成見学会を実施、入居者募集だけでなく、アパート経営を考えている地主に対してのアピールにも力を入れている。
5月の完成見学会は、23日(金)・24日(土)・25日(日)の3日間で、東京・神奈川の2箇所で行う。東京は西東京市下保谷1丁目で全2棟、神奈川は横浜市旭区中希望が丘で全7棟。
「戸建賃貸住宅は、従来の賃貸アパート比べて、小さな敷地で建築できることで、自宅の庭先 での活用ができることや、相続税・節税に有効、将来的な分割売却が可能などのメリットが多いのが特徴です。とはいえ戸建賃貸住宅自体の認知度はまだまだ低 く、当社ではほぼ毎月『現地構造・完成見学会』を実施することで、積極的にPRしていきたいと考えています」(日置社長)という。